だるまに目を書き入れました。
まずは妻に、そして家族や友人達、
勤務している会社に、心から感謝をしたいです。
音楽が作れるという事は、
とても恵まれているという事だと、強く感じます。
音楽を作るためには、まず健康でなくてはなりません。
そして、何にも怯えることなく朝を迎えられる場所がきっと必要です。
時には屋根も必要でしょう。食事も飲料水も必要です。
録音をするためには電気が必要です。
風力発電、太陽光発電だけでまかなえるでしょうか。
常に何かを犠牲にして成り立っているのではないのでしょうか。
やがて一音一音を大切に思うようになりました。
少しだけ遅く流れていくような時間を、貴重に感じました。
恵まれた人には使命がある。
生き残ったからには、亡くなった人の分までやり遂げなくては。
音楽には、誰も体験したことがないようなことを、伝える力がきっとある。
そこに言葉はないけれど、一枚のCDを作りました。
時間をかけて、決して諦めずにやれば、己の態度は確実に世界に伝わっていくと信じて。
アルバムを説明するには言葉足らずかもしれないけど、聴いて頂く事が本望です。
ピアノを弾いてくれたくみちゃん、デザイナーのしえさん、
レーベルメイト jealousguy、マスタリングをしてくれた西村君、
本当に、ありがとう。
Takaaki Suzuki 3rd Album 「Aether Talk」本日発売されました。
2012年11月7日 鈴木 孝招