1959年、アメリカのミシガン州で、空から大量の殺虫剤が撒かれた。
マメコガネという昆虫の駆除が目的だった。
しかし殺虫剤は、木の幹に染み込み、土壌に染み込み、
やがて生態系全てに影響を及ぼした。
鳥が汚染された土から出てきたミミズを食べて、
けいれんを起こし、空から落下するなんて、
今じゃ想像できない光景だ。
翌年の春、鳥の声が聞こえない、
沈黙の春がその地に訪れたというのは、実際にあった話。
最初は、畑に寄り付く虫を駆除するためだったのかもしれない。
または、街の景観に必要なニレの木を、
腐らせないようにするためだったのかもしれない。
しかし、全く関係のない他の生物まで無差別に殺してしまったため、
天敵が減った虫はより一層数を増やした。
効果がないと勘違いした人間は、さらに強力な殺虫剤を作り上げ、
より広範囲に、何度も何度も死のスプレーを撒いた。
異変を感じた動物達は水を求めて池や川に向かったが、
水もまた汚染されていたため、水辺で沢山の動物達が命を落としたという。
これはやばいと、人間達が気付いた時にはもう遅かった。
僕は科学者でもないし、何の専門家でもないけれど、
地球は人工放射能で汚染される前から、
既にものすごく汚染されてきているという事ははっきりしている。
そしてそれは正確に数値化できない。
今もこうして僕達が生きているのは、
様々な循環で自然が無毒化してくれたからだと思う。
長い年月をかけて、ゆっくりと。
放射能汚染といえど、放出されてしまったものは仕方ない。
核実験はもう何度も海で行われているし、
家で使っている電子レンジだって、低レベルの放射線だ。
そういう地球でみんな生きている。
原発事故の近くで被害にあった母子を対象に、イタリア政府観光局 (ENIT) が、
日本ーイタリア間の航空券と、最長3ヶ月までの食事付き宿泊施設の滞在を、
無料提供するプログラム「Italian Friends for Japan」を開始しています。
▽問い合わせ・相談・申込窓口
ENIT東京支局
住所:〒107-0062 東京都港区南青山2-7-14
TEL:03-3478-2051(日本人担当者 内線134)
FAX:03-3479-9356
MAIL:tokyo@enit.it
素晴らしいですね。
無毒化も考えましょう。ヒントは必ず自然の中にある。
例えば、日本に古代からある麻は、
放射能を無毒化してくれるはず。
もともと数値化できないものを、
無理やり数値化して、数値ばかりにこだわっていると、
いつか本当に何も食べれなくなりますよ!
原発バブルが崩壊しただけです。
これまでに様々な犠牲があったにも関わらず、
生かしてもらえたこと、そして今、
様々な環境問題に気付かせてくれたことに、
僕は感謝しています。
これからはより一層自然と共存する形で生きていかなければ、
いやそうせざるをえないでしょう。他に道はないですから。
その先に必ず光があると信じています。
だから大人は元気よく頑張らなくてはいけないですね。
子供たちの前では特に笑顔で。
僕は音楽を作ります。
新曲のライブ版を2曲アップしました。
http://soundcloud.com/takaakisuzuki
River は、上記の汚染に関連した曲です。