2012.11.07

リリース日に思うこと

だるまに目を書き入れました。


まずは妻に、そして家族や友人達、

勤務している会社に、心から感謝をしたいです。


音楽が作れるという事は、

とても恵まれているという事だと、強く感じます。


音楽を作るためには、まず健康でなくてはなりません。

そして、何にも怯えることなく朝を迎えられる場所がきっと必要です。

時には屋根も必要でしょう。食事も飲料水も必要です。


録音をするためには電気が必要です。

風力発電、太陽光発電だけでまかなえるでしょうか。

常に何かを犠牲にして成り立っているのではないのでしょうか。

 

やがて一音一音を大切に思うようになりました。

少しだけ遅く流れていくような時間を、貴重に感じました。

 

恵まれた人には使命がある。

生き残ったからには、亡くなった人の分までやり遂げなくては。

 

 




 

音楽には、誰も体験したことがないようなことを、伝える力がきっとある。

 

そこに言葉はないけれど、一枚のCDを作りました。

時間をかけて、決して諦めずにやれば、己の態度は確実に世界に伝わっていくと信じて。


 

アルバムを説明するには言葉足らずかもしれないけど、聴いて頂く事が本望です。

 

ピアノを弾いてくれたくみちゃん、デザイナーのしえさん、

レーベルメイト jealousguy、マスタリングをしてくれた西村君、

 

本当に、ありがとう。

 

Takaaki Suzuki 3rd Album 「Aether Talk」本日発売されました。

 

 

2012年11月7日  鈴木 孝招

 


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2012.04.17

シェアスタジオ

札幌芸術の森を自分の制作スペースにして約八ヶ月が経ちました。


そんなに近いわけでもないのに、もう何度も通ってしまっていて、


すっかり「いつもの人」になっています。


 


今日はあのおじさんが管理だから、


少し早く上がらないとな、とか。色々と裏事情もわかってきました。


 


とにかく、与えられた環境の良さに感謝しながら、


土日を中心に、1日約13時間、みっちり制作をさせて頂いてます。


 


実際に芸術の森のような場所にスタジオを設けたとしたら、


とてもお金がかかるだろうなと思い、


けれど今自分がしている事と何が違うだろうと考えると、


機材を置いたまま帰れる、位しか思いつきませんでした(笑


 


息抜きにと散歩をしたら、そこは宝の山。


音で満ち溢れている。


 


正しい音の配置やバランスを教えてもらい、また制作に戻る。


 

いつからだろう。


 

環境を変えながら色んな場所で制作をするようになり、


一つの場所にとどまる必要がなくなってきました。


 


カフェでさりげなく作業を進める時もあるし、

 

バスや飛行機などの移動中にエディットをする事もあります。


その場その場で周りから得たモノを反映させながらのやり方は、


自宅での作業とは異なる側面があり、なかなか面白いです。


 


まだ本格的に試した事はありませんが、

 

自然の力を上手に利用して発電をすれば、


山奥だって、海の上だって、長時間作曲をする事もきっと可能になるはず。


 


でも、ヘッドフォンではなく、空気を通して、


音量を気にせず音を確認する事はとても大切なことだと思うので、


それが出来るスペースを自宅以外でいかに確保するかが、


今後のテーマになりそうです。


 


定住しないスタイルや、デュアルライフが増えれば、


必然的にノマドクリエイターもまた増えていくと思われますので、


都心から離れた場所に、芸術の森のような、


シェアハウスならぬシェアスタジオがもっと増えるといいなと思っています。


 


次回作、3rdアルバム、楽しみにしていてください。


みんなの毎日に彩りと感動を。


 

 


以下、お知らせです。





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 Upcoming LIVE 


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レーベルメイト  jealousguy が、

421() SonarSound Tokyo に出演します。


http://www.sonarsound.jp/en/


 


予想をいつも上回る jealousuguy


この前もライブを聴いたけど、進化の仕方が半端ないです。


 

タイムテーブル

http://www.sonarsound.jp/en/timetables.php






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オンラインストア情報


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音楽レーベル [SYNAPSE] からのニューリリース、


qodibop 2nd Album「 becomecolor」 が入荷しています。

 

http://ihatovremains.shop-pro.jp/

 


 

クレジットカードも使えるようになりました。


ストア上の商品は全て、全国送料無料です。






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 制作の受注 


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Ihatov Remains では、サウンドデザイン、サウンドロゴなど、

用途に応じた音の制作を低価格で引き受けています。

所有オリジナル one shot 音源は、現在 17,895 にのぼりました。


お気軽にご相談下さい ↓


contact@ihatovremains.com



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posted by Takaaki Suzuki at 23:13 | Comment(4) | diary

2012.03.09

PLAY FOR JAPAN 2012

今は東京に居ます。お久しぶりです。

 

久々にリリースがあるので、お知らせをさせて下さい。

 

東日本大震災の被災地を支援する企画、

PLAY FOR JAPAN 2012 のコンピレーションに、1曲参加しました。

 

2012年3月11日 14時46分 発売です。

http://ototoy.jp/feature/index.php/2012031101


 

前回の「PLAY FOR JAPAN 2011 vol.1-vol.10」では、

2012年1月1日の時点で売上が 4,983,785円 にのぼり、

クレジット決済手数料と著作権使用料を引いた全額を被災地に届ける事が出来たようです。

 

約1年経った今でも、復興が続く被災地では、

引き続き支援が必要であるという現状を受け、

PLAY FOR JAPAN 2012 の企画が上がり、

巡り巡って、僕のところに話が来たのがちょうど一ヶ月位前、

すぐに準備に取り掛かりました。

 

震災から今日まで、作曲を通して考えた事が本当に沢山ありました。

 

普遍的な事全てが特別に感じるようになり、

曲の作り方そのものを一から見直して、

去年の夏から、制作の場を芸術の森に移しました。

 

変化を受け入れ前に進んだ曲「Forward」は、

Vol.6 に収録されているので、是非購入して聴いて下さい。

 

クレジット決済手数料、著作権使用料以外は、

全額「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に送付されます。

 

 

音楽で出来る事を信じて、これからも粘り強く、頑張ります。

 

 

機会を与えてくれた OTOTOY さんとブリッジ吉田さんに感謝します。

 

ありがとうございました。

 

 

 

posted by Takaaki Suzuki at 01:00 | Comment(0) | diary

2012.01.22

オンラインストアと次回ライブ

以前から、何度か CD を購入したいというメールを頂いていたので、簡易的ではありますが、オンラインストア を作りました。

Ihatov Remains の TOPページからも入れます

全国送料無料でお届けするので、是非ご利用下さい。



さて、久々にライブをします。

今月28日土曜日、場所は札幌市内発寒にある、HACHAM ART COMPLEX です。


Map_HAC.jpg



2012 / 1 /28 (sat)  

Ambientia extra scene  - prologue -  @ HACHAM ART COMPLEX

 

17:00 start  /  1000 yen

 

 

LIVE

 

Takaaki Suzuki  [ Ihatov Remains ]

Ryonkt  [ Slow Flow Rec, SAM ]

Fifto

Hindusquad  [ Sense ]

Kazuhiro Abe + kazura  [ 3+, SAM ]

kokoz  [ Unknown season, SAM ]

 

 

DJ

 

Taketo Yanagihara  [ Sense ]

 

 

 

問い合わせ等気軽にメール(contact (at) ihatovremains.com)下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 



posted by Takaaki Suzuki at 16:51 | Comment(0) | diary

2011.12.30

自然時間

また、1年が終わろうとしています。

ガリレオが振り子時計を想起したのが16世紀、
そして懐中時計が作られるようになったのが17世紀。

この頃から「自然時間」とは別の「時計時間」という定規が出来て、
人々は色々なものを部分的に数量化するようになった。

これだけあらゆる事が変化し、素早く沢山の情報が入るようになっても、
時計の針の速度は変わらないという不自然さが、段々と浮き彫りになってきた気がする。


気付けば情報デブになっていた。。。


しばらくSNSを休んでみて、感じたのは、
実際に見たり、聞いたり、触れたりして何かを感じる事が下手になっていた事。

頭でわかったつもりが実は本質的な意味でまだわかっていないことが多すぎた。

それを知るという事は、変わらずにはいられない体験でした。


2012年は、こんな年だったな〜と、2013年の元旦に立って、
これから振り返るように一年を考えてみたいと思います。


今、1枚のアルバムを、と或る場所で作っています。
そこでは歌ったりもしています。

これは、きっと色んな人と分ち合えるものだと思うから、発表したいです。

自己満足ではなく、本当にそう思えるものだけ、
今後は何らかの形で発表していきたい。


良い1年を迎えましょう。


posted by Takaaki Suzuki at 16:31 | Comment(0) | diary

2011.10.04

ターニングポイント

今日は東京です。
過ごしやすい気候になりました。

久々の更新になってしまいましたが、
札幌にある芸術の森という場所で、制作は順調に進んでいます。

そんな中、ふとした事がきっかけで、
過去のライブ映像を2つ youtube で公開する事が出来ました。
快く許諾してくれた撮影者のお二方に感謝です。





orte ( Takaaki Suzuki ) + Kumi + yuragi ( Ko ) @ Shikaribetsu Music Festival 2008


3年半位前に道央の然別湖で、ピアニストの kumi ちゃんと、
VJ の yuragi こと KO君と一緒に行ったライブです。
本当は湖上にある氷のドームで演奏する予定だったのですが、
温暖な気候によって氷が溶けてしまい、
急遽室内に会場が変更になったんですよね。。。

3人の予期せぬ「偶然」が、この日限りで、今でも新鮮です。












Takaaki Suzuki Live @ Aruboru Harugoya 2009


ちょうど2年前、
函館近郊にあるハル小屋という場所で行ったライブです。
素晴らしい立地と木の温もり、最高の環境でした。
着いたらピアノがあったので、使用させて頂きました。

小さな子供から大きな大人まで、
皆さんが真剣に音と向き合って聴いてくれた事が、
その後の大きな励みになった貴重なライブです。













お時間があれば是非。


あと、今週末、10月8日(土)、レーベルメイト jealousguy が、
東京でライブをします!近郊の方は是非、一度体感してみて下さい!

http://mofuninfo.blogspot.com/2011/09/108-mo-fun-vol15.html


最近は、枇杷茶と酵素玄米にはまってます。
考える事も不思議と変わってくるんですね。



それでは、 再会の日まで。




posted by Takaaki Suzuki at 23:31 | Comment(0) | diary

2011.08.10

スマートシティ

 

再生可能エネルギーの普及に伴い、

電力供給の安定化が大きな課題になっています。

 

EUでは、今年4月にスマートグリッドの普及に向けた計画を発表し、

現在EU全体で10%程度にとどまるスマートメーター設置率を、

2020年までに80%以上までに引き上げるとしています。

 

スマートグリッドとは、

ITを駆使して電力の流れを供給側と需要側双方から制御、

監視、最適化できる電力網の総体を意味します。

 

そのスマートグリッドを使った環境にやさしいエコシティ、

すなわちスマートシティの構築が既に先進都市では進められています。


なかでも僕が気になっているのは、

ストックホルム市の「ロイヤル・シーポート」計画。


市の東に位置する保有地に、最新鋭の国際港と環境に優しい1万戸の住居、

3万人分のオフィススペースを建設するという大規模な都市計画です。


風力や太陽光、廃棄物処理の過程で得られた再生可能エネルギーを活用し、

電源と蓄電池、住宅やオフィス、電気自動車や船舶、バスなどをつなぎ、

電力需給情報を分析し、電力量を調整。また、港には充電設備を整え、

エネルギー供給港としてバルト海のハブを目指しているようです。

 

なんだか聞こえる音も変わってきそうですね。

入居は来年から、プロジェクトの完成は2030年の予定。

 

 

800.jpg

 

 

また、スペインやデンマークでは風力発電が盛んなため、

発電量の変化が激しいことから、余剰電力を利用した、

EV (電気自動車) 普及促進計画 「Plan Movelve」 が、

2009年から始まっています。

 

EV普及ということは、

充電スタンドも普及させなくてはいけないので、

設置場所などに課題がありますが、もし自家用車のみならず、

タクシーやタンクローリーまで全て電気化できたら、

大気汚染改善に多大な貢献となるでしょう。


他にも、官民一体で環境都市を目指す、

オランダの「アムステルダム・スマートシティプロジェクト」、

スマートグリッド規格基準の中心的役割を担う、

ドイツの「E-energy」 などなどEU諸国中心に様々な動きがあります。


持続可能な社会を目指す人々にとっては明るいニュースですね。


日本でも、その土地にあったスマートシティの構築が出来ると思います。

例えば、北海道のような寒冷地では、

スマートヒーティングとも呼べる「効率の良い地域暖房」が出来れば、

実用性は高いです。


今の日本のメディアの不透明さ、

企業>政府の疲弊したシステムは、大きな問題だと感じています。


でも、人々の環境意識が変われば、

いつか、「ちょっと車充電してくるね」と言って、

出かける日が近い将来訪れると僕は信じています。

 

 

さて、リリース情報です。本日 8/10 から、

ototoy で先行発売されている「NIGHT ELECTRO」に1曲参加しています。

Neon Light Bird という曲です。

 

http://ototoy.jp/_/default/p/21608

 

tumblr_lod6e4ltFg1ql6t7eo1_500.jpg

 

 

ITunes や Beatport など他サイトは、8/17 発売です。

 

マスタリングは Riow Arai さん。

是非、チェックしてみて下さい。

 

 

posted by Takaaki Suzuki at 22:22 | Comment(0) | diary

2011.07.15

究極のバーチャル世界

 

2126年、今から 115年後、

一つの彗星が地球に急接近する。

 

その時、人間に衝突を回避する意思、科学力はあるのだろうか。

 

115年後の 「知」 は、教育によって形成され、

これから作られる歴史によって大きく変わる。

 

今地球上で暮らす子供達の孫にあたる世代と、

その孫にあたる世代の子供達が、その時を迎える。

 

たまに夜空を見ていると、

目先の問題を解決する事も大切だけど、

後世に何を遺していくかはもっと大切だと感じる。

 

そしてさらに、今から 235000年後、

太陽系は地球と同じような生命体を育む惑星を有した、

ベガ系という天体とすれ違う。

 

なぜだか、そこに立ち会えるような気がしていて。。。

なんでだろう。生きていないのはわかってるんだけど。

今居る世界は .....   いや、やめときますw

 

 

 

さ、さて、明日からの白鳥絵美さん個展のお知らせです。

レセプションパーティで DJ をさせて頂きます。

 

 

migrant2011-saso2.jpg

 

白鳥絵美 個展 渡り鳥 2011

Emi Shiratori Exhibition "migrant 2011"

 

[ 会期 ] 2011年7月16日 - 7月30日 (日月定休)

[ 会場 ] SASO bar+cafe 札幌市北18条西5丁目1-8 / tel. 011-746-5358

[ 時間 ] OPEN 12:00 - CLOSE 26:00 (*土曜日は17:00オープン)

 

<レセプションパーティー> 7/23(土) 20:00 OPEN

ENTRANCE: 1,000yen (1drinkチケット込み)

*軽食をご用意しております。

 
 

SASO bar+cafe http://saso.tumblr.com/

nano graphic http://www.nanographic.jp/

 

 

 

migrant (渡り鳥) と題した物語、とても楽しみです。

是非、足を運んでみて下さいね。

 

 

 
 
posted by Takaaki Suzuki at 22:52 | Comment(0) | diary

2011.06.22

癒しのプロセス

今、ベランダで、

きゅうり、フルーツトマト、ピーマン、ししとう、

サニーレタス、黒豆、ゴーヤ、ブルーベリーを育てています。

 

きゅうりはもうすぐ一本目の収穫が出来そうで、

サニーレタスもそろそろ外側から頂こうかなと思っているところです。

 

自分が口にするものを育てるプロセスに、癒されます。

 

もうベランダでは限界なので、

来年からは、祖父母の畑を受け継ぐ予定。

 

そんなゆるさに反するかのように、

最近は米国の財務状況が気になります。。

 

 

さて、6/22  日が変わって本日かな、

UNDERTONE RECORDINGS から、リリースがあります。

 

 

UNDERTONE TOOLS Vol.2  

Northern Deep House by Takaaki Suzuki

 

UT02_TS.jpg

 

http://sonicwire.com/sampling/product/sample?dev_tok_id=91692

 

 

UNDERTONE TOOLS とは、

主に、Traktor や Ableton Live、Serato ユーザーのための、

DJ用ロイヤリティーフリー音源集です。

 

ベース、キック、ハット、シンセ、パーカッション、などなど、

パートごとに分かれた 24bit の音源集で、全4曲分のパッケージ販売です。

 

使い方や組み合わせ方によって、曲の展開は異なるので、

ライブとDJの中間にいるような、自由度の高さが魅力だと思います。

 

実際に今回リリースされる 4曲分の音源を使用したMIXを作って頂きましたので、

良かったら聞いてみてください。

 

http://soundcloud.com/undertone-recordings/ut02-northern-deep-house-by

 

 

そして、今週末 6/25 は、久々に苫小牧ルーツでDJをします。

近郊の方は是非、遊びに来てくださいね。 jealousguy のライブがあります!

 

 

OrbitMusiq omote01.jpg

OrbitMusiq ura01.jpg

 

 

 

posted by Takaaki Suzuki at 00:06 | Comment(0) | diary

2011.05.13

数値化できないモノ

1959年、アメリカのミシガン州で、空から大量の殺虫剤が撒かれた。

マメコガネという昆虫の駆除が目的だった。

 

しかし殺虫剤は、木の幹に染み込み、土壌に染み込み、

やがて生態系全てに影響を及ぼした。

 

鳥が汚染された土から出てきたミミズを食べて、

けいれんを起こし、空から落下するなんて、

今じゃ想像できない光景だ。

 

翌年の春、鳥の声が聞こえない、

沈黙の春がその地に訪れたというのは、実際にあった話。

 

 

最初は、畑に寄り付く虫を駆除するためだったのかもしれない。

または、街の景観に必要なニレの木を、

腐らせないようにするためだったのかもしれない。

 

しかし、全く関係のない他の生物まで無差別に殺してしまったため、

天敵が減った虫はより一層数を増やした。

効果がないと勘違いした人間は、さらに強力な殺虫剤を作り上げ、

より広範囲に、何度も何度も死のスプレーを撒いた。

 

異変を感じた動物達は水を求めて池や川に向かったが、

水もまた汚染されていたため、水辺で沢山の動物達が命を落としたという。

 

これはやばいと、人間達が気付いた時にはもう遅かった。

 

 

 

僕は科学者でもないし、何の専門家でもないけれど、

地球は人工放射能で汚染される前から、

既にものすごく汚染されてきているという事ははっきりしている。

そしてそれは正確に数値化できない。

 

今もこうして僕達が生きているのは、

様々な循環で自然が無毒化してくれたからだと思う。

長い年月をかけて、ゆっくりと。

 

放射能汚染といえど、放出されてしまったものは仕方ない。

核実験はもう何度も海で行われているし、

家で使っている電子レンジだって、低レベルの放射線だ。

 

そういう地球でみんな生きている。

 

 

 

原発事故の近くで被害にあった母子を対象に、イタリア政府観光局 (ENIT) が、

日本ーイタリア間の航空券と、最長3ヶ月までの食事付き宿泊施設の滞在を、

無料提供するプログラム「Italian Friends for Japan」を開始しています。

 

▽問い合わせ・相談・申込窓口

ENIT東京支局

住所:〒107-0062 東京都港区南青山2-7-14

TEL03-3478-2051(日本人担当者 内線134

FAX03-3479-9356

MAILtokyo@enit.it

 

 

 

素晴らしいですね。

 

 

無毒化も考えましょう。ヒントは必ず自然の中にある。

 

例えば、日本に古代からある麻は、

放射能を無毒化してくれるはず。

 

もともと数値化できないものを、

無理やり数値化して、数値ばかりにこだわっていると、

いつか本当に何も食べれなくなりますよ!

 

原発バブルが崩壊しただけです。

 

これまでに様々な犠牲があったにも関わらず、

生かしてもらえたこと、そして今、

様々な環境問題に気付かせてくれたことに、

僕は感謝しています。

 

これからはより一層自然と共存する形で生きていかなければ、

いやそうせざるをえないでしょう。他に道はないですから。

 

その先に必ず光があると信じています。

 

 

だから大人は元気よく頑張らなくてはいけないですね。

子供たちの前では特に笑顔で。

 

 

僕は音楽を作ります。

 

 

新曲のライブ版を2曲アップしました。

http://soundcloud.com/takaakisuzuki

 

River は、上記の汚染に関連した曲です。

 

 

posted by Takaaki Suzuki at 22:08 | Comment(0) | diary

2011.04.17

Ihatov Remains 第三弾

あれは2008年のマジカルキャンプ、山側のステージで、

僕は一人の女性アーティストに衝撃を受けました。

それが jealousguy だったのです。

 

その芸の細かさ故に、女AKUFEN と言われることもあったり、

とにかく聴いた瞬間、あ、すげ、無理って思った。。w

 

初めて自分以外の人の作品をリリースしたいって、強く思った。

何年経っても、それは残っていた。

 

 

Ihatov Remains 第三弾、jealousguy 1at Album  Hydration は、

418日 (月) 発売です。10曲入り、1,680円 (税込) です。

 

Hydration.jpg

 

 

サンプルは以下で、試聴出来ます。

http://soundcloud.com/ihatovremains

 


そして、地元札幌ではリリースパーティがあります。

場所は信頼のあるPROVOで。

是非、彼女のライブを近くで体感して下さい。

僕があの日衝撃を受けたように。。

 

 

jealousguy 1st AlbumHydration Release Party 

 

2011.04.23 (sat)    20:00 - 26:00

 

@ PROVO   札幌市中央区南6条東1丁目 KI BLD 3F  

 

入場料  :  1000

 

 

LIVE

 

jealousguy ( 23:00

Takaaki Suzuki ( 21:30 )

 

DJ's

 

Shigeru Tanabu

takahiro akiba

Daisaku

Emi Shiratori

Iioka

 

 

 

■どうしても来れない方、遠く離れている方には、

 ライブのみ、Merge さんのご協力で、

 PROVO TV から ust配信を予定しています。

 http://www.ustream.tv/channel/provotv

 

 

■当日は、CD Hydration 持参で入場料500OFFします。

 札幌では以下の店舗で購入可能です。

 

 TOWER RECORDS 札幌ピヴォ店

 HMV 札幌ステラプレイス店

 weird-meddle record

 Brown Floor

 

 

■土曜日の20:00 〜なので、早い時間帯に来て頂いた方には、

 御礼として、先着15名にギフトセットをプレゼントします。

 中身は、身体や環境に優しいものをセレクトして、こんな感じです。

 

 L1060092.JPG

 

 15人って意外とすぐかもしれないので、早めに来て下さいね。

 

 

■当日CDを買ってくれた方には、

 Ihatov Remains のオリジナルステッカーをプレゼントします。

 この日限りの限定です。携帯電話やPCにさりげなく貼れる、

   かわいいやつです。

 

 

 

CDが皆様に届きますように、

一人でも多くの方に会えますように。

 

 

posted by Takaaki Suzuki at 20:26 | Comment(0) | diary

2011.03.24

最先端は自然の中に

東日本大震災の被害に合われた方々に、

心からお見舞いを申し上げます。

 

2011311日は、日本にとって、

明治維新、太平洋戦争敗戦に次ぐ、

歴史的な「第3のリセットの日」になると言われています。

 

生かしてもらえた僕らは、後世に伝えていくでしょう。

あの日があったから、今の世の中がある。

 

現実を受け入れるのに、少し時間がかかりましたが、

今は上を向いています。

 

今回最大の教訓は一極集中の脆弱性。

 

全ての首都機能が東京に集中していたこと、

その電源が過度に福島に集中していたこと。

 

これからは、あらゆる機能をいかに「分散」してゆくか、だと思います。

 

政治の中心は交通の便の良い内陸へ。

出版、広告、情報も東西に分散して、

映画やアニメの中心地は東京ではない別な場所に。

金融機関も行政も主要なサーバは国内の数箇所と海外にして、

情報通信産業は、北海道、四国、九州、沖縄に分散。

 

そして、僕は自然の中にこそ最先端があると、信じている。

 

東北の復興が極めて困難な沿岸地域は、大規模風力発電所に。

再建する住宅は、ソーラーパネルの屋根にして、

東北を世界で最も先進的な、エネルギー多角化生産のモデル地域に。

 

道州制導入に向けた議論も出来るだけ早めに進めてもらいたい。

 

選挙カー走らせてる場合じゃない。

既存のやり方じゃもうだめなんだ。

 

これからは、新しい人材と新しい発想が絶対に必要。

 

 

posted by Takaaki Suzuki at 22:52 | Comment(2) | diary

2011.03.09

さりげなさ

 

Ihatov Remains のステッカーが出来ました。

 

L1i060034.jpg

 

こんなところにも

 


L106003i.jpg

 

こんなところにも

 

控え目なかわいいサイズのステッカーです。

 

街中に、ばーーーん、ばばーんというより、

毎日使うような身近なモノに さりげなく 

貼ってもらいたくて作りました。

 

これは後日、特別な日のプレゼントにします。

 



さて、nano graphic こと、白鳥絵美さんの展覧会

"moon cloud to spring"  Closing Party として、

今週末、久々に Synapse があります。




Synapse 41db @ PROVO  http://www.provo.jp

 

312() OPEN 21:00 / FEE: 1,000 (1DRINK)

 

Music:

Naohito Uchiyama [Synapse]

hiroki onodera [Synapse]

Gak [Synapse/Orbit Musiq]

Momo [Synapse]

Takaaki Suzuki [Synapse/Ihatov Remains]

 

Photo:

Ryuta Yoshida [Provo]

 

 

 

 

龍太君の写真楽しみだな〜

 

展覧会は13日まで開催中です↓ 素晴らしいですよ〜

 

 

Emi Shiratori Exhibition "moon cloud to spring"

 

会期:2011215() - 313()

会場:PROVO

時間:12 - 28 (火曜日のみ18時オープン)

定休:月曜日

 

問合

welcome@nanographic.jp

http://www.nanographic.jp/

 

 

 

 

そして、17()は、

UNDERTONE 1周年でDJをします。

東京から AZZURRO さんを迎えて、

AZZXSSS ライブがあります!!




317omote.jpg

317color.jpg


お会い出来たら嬉しいです。

 

それでは。




posted by Takaaki Suzuki at 23:00 | Comment(0) | diary

2011.03.06

懐かしい未来

 

初めて民主党政権が作成する、2011年度予算案を見て、

やはり政治に期待をしてはいけないんだなと思いました。

 

日本の財政状況はかなり悪化していますね。

国債の発行残高はGDPの約2倍になろうとしています。

 

期待ではなく、監視の対象としての政治。

 

 

僕は、時代は形態を変えて繰り返すと思っています。

 

マネー社会は、このまま極限の状態まで陥り、やがて崩れ、

様々な混乱や争いを経て、またお金を使う前の状態、

つまり、ボランティアや無償の愛のみで成り立つ世界が、

いつかやってくるのではないかと思っています。もちろん形態を変えて。

 

そしてその後に、新しい物々交換がまた始まり、

新しいマネー社会が誕生するのではないかと。。。

 

電子メールが普及した時、

どこか懐かしいと感じた人はいなかったでしょうか?

かつて、ずっと昔に、手紙が普及した時代があったように、

形態を変えて、やはり時代は繰り返しているんじゃないかなと思います。

 

 

懐かしい未来。

 

 

氷河期は、良い意味で全てをリセットしてくれるのかな。

 

とか、色々考えていると大概の事はたいしたことなく感じてきます。。

 

だから、前向きにがんばりましょう。

 

 

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2011.02.08

次回リリースの近況報告

今年の4月、満月の日に、

 Ihatov Remains からリリースがあります。

 

アーティストは、札幌が世界に誇る才女、jealousguy

 

理想の音に近づくために、時間はかかってしまったけれど、

マスタリングにもようやく終わりが見えてきました。

 

kimken さんの技術は、本当に素晴らしく、

さらに上がある事をいつも教えてくれます。

 

ジャケットのデザインは、

今回もシエさんこと佐藤史恵さん。

一度一緒に何かを創作すると、

なかなか離れられない良き理解者。

伝えなくても伝わるから本当に凄い。

他にも、WEBやフライヤー、ロゴまで、

レーベルをいつも支えてくれているのは、彼女なんです。

 

ジャケットのイラストは、

jealousguy の親友でもある、岡崎安紀さん。

不思議なキャラクターが誕生しました。

キャラクターがヒットしてしまったらどうしよう。。。笑

そっち系は完全に疎い。。

 

 

少数派だけど、最高のチームで、

今、CDを作る事が出来ています。

 

 

以上、近況報告でした。

 

 

お楽しみに。

 

posted by Takaaki Suzuki at 23:27 | Comment(0) | diary

2011.01.10

音楽の将来


今は BILL EVANS と JIM HALL の UNDERCURRENT をレコードで聴きながら、
珈琲を飲んでいます。

外は雪が沢山積もってます。嬉しいです。
あの雪を踏みしめるギシギシという音がたまりません。。


さて今日は、僕がとても尊敬する、フランスの経済学者で哲学者で、
昨今の金融危機を予測し、知の巨人と言われた、
ジャック・アタリさんが、音楽の将来について書いた文章を抜粋して、
ここで紹介したいと思います。


--


・音楽の収益性

私の予想では、今後無料化の勢いが増していくと思われる。
もはや覆水は盆に還らず、ストックされた音楽の利用料を一曲ずつ払うことに人々は同意しないだろう。
しかし彼らは、偉大なアーティストと時間を共有するというかけがえのない経験、
つまり公演に対してはお金を払う用意があるはずだ。

"メジャー"と呼ばれる大手音楽会社は、おそらく徐々に姿を消し、
コンサートのマネジメントをする会社が残るだろう。
マネジメント会社は楽器製作会社と共に、未来の大手企業となっていくはずだ。

音楽活動の実践者は増えつづけ、より多くの人が、自分をアーティストと見なすようになるだろう。
それだけでなく、別の道も開けていくはずだ。
あらゆる新しい技術を取り入れた斬新な楽器の誕生だ。
それによって新しい音色が生まれるだけでなく、
音楽とほかの分野の芸術の融合さえ実現するかもしれない。



・旅としての音楽

音楽、つまり感覚が存在しなかったら、残るのは雑音と静寂だけだ。
そして雑音と静寂しかなかったら、もはや生命は存在しない。
音楽がなくなったら、人類は消えてしまうのだ。

音楽の多様性が消えるとき、人類の多様性もまた消滅する。

芸術作品は本質的に旅に似ている。
この旅に意味を与えるひとつの方法が音楽である。
なぜなら多くの人にとって、旅とは何よりも生き延びる手段であるのに対して、
音楽はそこに詩的、空想的、美的な側面を付け加えるからだ。

一般的に、音楽は未来に現れるはずの社会の構造を反映している。
音楽とはまず、あらゆる宗教体験に必要な要素であり、
超越した存在に向けて精神を集中させるための手段なのだ。
その本当の実力は宗教儀式において発揮される。

つまり音楽は何よりも、個々の利害を超えて社会の合意と平和を作り出すために存在している。

音楽にメッセージ性を持たせる必要はない。
音楽自体がすでにメッセージなのだから。

革命以前の時代が多くの偉大な音楽家を輩出し、
全体主義の時代にはいまも昔も偉大な音楽家たちが抑圧されるのは決して偶然ではない。
彼らのメッセージは非常に強力だ。

音楽はまた孤独を癒し、他者の代わりを務める。

これからの時代、音楽はまったく違う方法で聴かれるようになるだろう。
ナノテクノロジーの分野では、「聴覚」という概念を大きく変化させる人工装置が作り出されるにちがいない。

音楽はいまよりもずっと広大な感覚の広がりの一部をなすようになり、
最悪の場合、人間を操作し、コントロールする、
軍楽よりもずっと強力な手段となるだろう。
しかしもっともすばらしい可能性として、激情を鎮め、
自己の超越を実現する手段にもなりうるのだ。


--


彼は、1977年に著書「ノイズ」で、すでにカラオケの出現、
次いで都会の放浪者による、誰にでもできる、
練習の不要なグループ即興音楽のための新しい楽器の発明を予告していた。
その時、ラップやスラムはまだ存在していなかった。


上記の文章をどう捉えるかは人それぞれだと思います。

でも、音楽がなくなったら、人類は消えてしまうのだ。

ジャック・アタリさんは、そう言い切ってます。



posted by Takaaki Suzuki at 19:04 | Comment(4) | diary

2011.01.02

北国の暮らし

多くの選択があったはずなのに、僕は今、北国に住んでいる。

一度移り住んだ東京にそのまま住むことだって出来たし、
一度移り住んだニューヨークにそのまま住むことだって出来たと思う。

けれど、結局、僕は産まれた場所に戻ってきた。


寒いことが人の気持ちを暖める。


この土地が、好きなんだと思う。

冬の夜空の星が、好きなんだと思う。

真っ白な世界、雪が、好きなんだと思う。


離れてしまうことが、逆に人と人とを近づける。


だんだんと決意は固まってきた、
けれどもう少し、他の土地を訪れ、
人間の生き方の無限の多様性を知りたいと思う。


2011年


今年一年もどうか宜しくお願いします。



posted by Takaaki Suzuki at 13:58 | Comment(0) | diary

2010.11.27

起源と振り返り

実家でばあちゃんと話していたら、

僕のルーツは道東で、本当の苗字はクボタだという事がわかった。

 

じいちゃんのお父さんは鈴木家の養子になったため、

そこからスズキになったという。

 

 

家系は辿っていくと、

みんな同じところに辿り着くと思っている。

 

僕は今、大きな地球の家系図が欲しい。

 

 

 

久しぶりの diary 更新なので、少し振り返りを。

 

 

 

10月23日 - 24日

 

約1年ぶりの函館。

ルーツはなんとなくここのような気がしていたんだけど、

違っててちょっとショック。。

 

まず、23日の夜、着いてすぐ、

あうん堂ホールに、qodibop と olololop のライブを聴きに行った。

会場に向かう途中、少し迷ってしまったんだけど、

olololop の「mon」が聞こえてきたから、すぐに場所がわかった。

もちろん走ったよね。いい思い出です。

 

翌日は、箱トイの写真展でミニライブでした。

 

青森から竹谷君も来ていて、久々の再会。

変わらない、お父さんのような存在で、

気付いたら、周りから本当に「お父さん」と呼ばれていたのがうけた(笑

 

函館は、時の流れがゆっくりで、毎回また来たいと思う。

 

帰りに食べたラーメンは最高だったな。

 

部長!いつもありがとうございます!

 

 

 

11月2日

 

PROVOにて Spike さんと Tomoe ちゃんの

結婚お祝いパーティーでDJ。

 

かなりアナログ的な手法でくす玉を割ったけど。。笑

それがまた良い、温かいパーティでした。

 

ドラゴンボールの「ミラクル全開パワー」を、

あんなにかっこよくかけれるのは、

多分世界にSpikeさんしかいないと思った。。。

 

 

 

11月18日

 

JADE にて Dr.illman 君とDJ。銀だこ付き。

JADE は前に MUSIK をやっていたから、

いろんな意味で原点に返れる。

贅沢な空間で、音と一番よく向き合える場所だと思っている。

 

この日は離陸がやばかったな〜

 

何の縛りも無く(そもそもその縛りはいつも自分で作っているんだけど)

自由に、新旧問わず、ジャンル問わず、BPM問わず、

色んな曲をかけれた。

 

JADEだから合う曲ってのもあったと思う。

 

ありがとうございました。

少し黒くなれました。。。笑

 

 

 

11月19日

 

PROVO 7th Anniversary @ Fillmore North で DJ。

 

ちょっと緊張するかなと思っていたけど、

意外と心は落ち着いていた。

 

オープンからプレイしてくれていた takashi 君の

作り上げた空間を出来るだけ保ちたかった。

 

代わる時に「四つ打ちかけますよ」って気を使ってくれたけど、

僕は「そのままでいいよ、いや、そのままがいい」って言いました。

 

「タカアキさんなら何をかけて代わっても大丈夫だと思ってました」

プレイ後の takashi 君のこの一言に、ジーンときた。

 

DJはそうあるべきだと思っているし、

そうなりたいと10年前からずっと思っていたから。

 

パーティには時々、DJ同士のこういう背景がある。

音には映りにくいけど、これは何にも代え難い。

 

その後、saro君のタップへと続き、

最後のオノデラ君まで、

当日録った音源も証明してくれた、

一晩でこんなに素晴らしいと。

 

そして内山君の笑顔が忘れられない。

表情が全てを物語っていた。

 

あんな顔、役者にはできないだろう。

 

 

 

11月22日

 

内山君の入籍祝いを兼ねて、DUCE にて DJ。

 

この日はオープンDJでした。

後ろは qodibop その後ろは内山君。

プレイ後、qo の演奏が始まり、

内山君がブースイン、みんな同じステージ上に居たので、

なんだか一緒に演奏しているような気分になって、

ちょっと妄想が始まった。。。笑

 

大切な日にまた一つ大切な出来事が重なって、

みんなの記念日が増えていく。

 

内山君、本当におめでとうございます!

 

 

 

僕は今、大きな地球の家系図が欲しい。

 

今一度、僕らはみんなつながっている事を、

この目で見て確認し、それを共有していきたい。

 

 

 

祝い事の多い11月。今月は28日にも結婚パーティーがあります。

Fillmore North にてDJをさせて頂きます。

 

こういう事で人の力になれるのは、本当にうれしいな。

 

 

 

posted by Takaaki Suzuki at 02:44 | Comment(0) | diary

2010.10.10

日本の立ち位置

ブルックリンに住んでいた頃、

よく、朝方かな、窓の外から、

You know what I mean ? が、ナ〜オ〜ミ〜 ?

と聞こえていたのを思い出しました。。

 

お元気でしょうか?

 

僕は変わらず、早起きをして、仕事に行くまでの時間に、

曲を作ったり、事務作業をしたり、

たま〜に読書をしたり、最近は空を眺めたりしています。

 

先月、道東の雄武町で、日が昇る様子を海岸で見て、

益々、朝が好きになった気がします。

 

L1050084-3.JPG

 

 

さて、本題です。

 

ここ数年で軍拡をしていないのは、

アジアで日本だけって知っていましたか?

 

平和主義と言えば聞こえは良いのですが、

世界的にはそうは映っていないようですね。

 

これだけ緊迫した状況の中で、

自国を自国で守る能力は低く、

安全は他国のアメリカに任せておきながらも、

アメリカに離れてくれという。

 

アメリカを離せば中国が寄ってくる、

中国にも離れてくれという。

それでも中国が寄ってきたら、

アメリカに何とかしてくれと頼み込む。

 

今の日本の立ち位置を踏まえると、

国民に伝えるべき事は沢山あるし、

方法だっていくらでもある。

なのに肝心のメディアは肝心な事を報じない。

思えば、金融危機の時も、日本は、

横綱の品格問題とかそういうのばかりを報じていた。

 

国と国民の間の溝がどんどん大きくなり、

やがて誤解を生むのは当然の事。

 

 

戦争をしようと思っている人なんて、

僕はいないと思っています。

誰もがそうだろう、そう信じています。

 

多くは自分達の安全維持のために作ったはずなのに、

いつの間にか、その数と威力は、

地球丸ごと焼け野原にしてしまう程に。

 

判断ミスや過ちを起こすのが、国民ではなかったとしても、

過去の事例があるように、

起こした国の全国民は責任を負わされるのです。

 

気付いたら大変な事になっていたじゃ、既に遅い。

 

大切な人が被害者になって、

黙っていられる人はいないと思います。

 

大切な人の大切な人はやっぱり大切だし。

大切な人の大切なモノもやっぱり大切。

 

そうやって全てにつながっていく。

 

中国人もアメリカ人も、何も変わらない同じ人間なんだ。

 

ルームシェアもしてたし、

お世話になって、仲良くなって、わかったこともある。

 

本当に何も変わらないんだ、国民同士は。

 

 

僕は今、リリースの予定とかは全く立てていないけど、

先が見えたから、アルバムを作っています。

地図や国境のない、

統一された内なる世界をテーマにしたもので、

それは僕の理想でもあります。

 

理想から行動し、残し、形に出来るのは、

今のところ、僕には音楽しかありません。

 

現実とのギャップに様々な苦悩もありますが、

その苦悩でより高く飛びたいと思っています。

 

 

まずは、来年の4月リリース予定の、

Ihatov Remains 第三弾、

jealousguy の 1st Album をお楽しみに。

http://www.myspace.com/jealousguysongs

 

デモ、少しづつ上がってきてますが、

既にかなりやばいです。。

 

色々と同時進行ですが、

ここでも随時お知らせしていきます。

 

もう少し、マメに更新できるように頑張りますね。

 

jealousguy マサミちゃんのブログ

http://jealo.blogspot.com/

 

 

それでは!


posted by Takaaki Suzuki at 12:26 | Comment(2) | diary

2010.09.15

宇宙のような円盤

Ihatov Remains の新しいロゴが出来ました。

作ってくれたのは、佐藤史恵さんです。

 

IR_logo2.jpg

 

月のような植物のような、流動的な形が流石。

 

いつも言葉にならないところまで、

しっかり受け取ってくれて、

イメージの向こう側を提供してくれます。

 

レーベルのWEBから、

CDのジャケットやフライヤーまで、

本当にお世話になりっぱなしです。

 

そんな佐藤史恵さん、

近々に個展があります。

 

 

佐藤史恵個展  fluid - 瞼の裏側にある記憶 -

 

開催期間  :  10/1 -10/16  13:00 - 23:00  [ 日・祝休 ]

 

場所  :  CAI02 raum1  [ 中央区大通西5丁目昭和ビルB2 ]

 

オープニング  10/2 sat  19:30 〜

 

 

札幌の方、近郊の方は是非一度、

足を運んでみてください。

 

 

 

 

さて、いよいよ今週末。

 

synapse0917_poster-thumb-530749-2748.jpg

 

 

PROVO presents

SYNAPSE feat. Steve Bug @ PRECIOUS HALL

 

2010.09.17 [ Fri ]  Start 23:00

Adv 3,000 | W/F 3,500 | Door 4,000

 

 

GUEST DJ

Steve Bug  [ poker flat / berlin ]

 

DJ's

Naohito Uchiyama

Takaaki Suzuki

 

 

 

僕は針を通した音が好きだから、

DJの時は、主にレコードを使っています。

 

針を下ろす事、回す事、

開封した時の匂いや静電気まで、全て好きなんだ。

 

色々試したけど、

結局帰ってくるのはいつもここ。

 

たった一人だけど、

レコードだってたった一枚で、

みんなの相手をしているんだよ。

 

目には見えないけど、

無限の可能性を秘めた宇宙のようなものだと思ってる。

 

過去に戻る事は出来ないけれど、

時を超えて、一寸先の未来を築けるなんて、

夢のようだけど夢じゃない。

 

方角はみんな次第。

 

出来れば色々な場所に行って、

みんなと色々な旅をしたいといつも思っています。

 

お時間に余裕があれば、

オープンの23:00から、是非、お付き合い下さい。

 

宜しくお願いします。

チケットも当日まで、届けますよ。

 

 

 

また、SYNAPSE レーベル通算3枚目のアルバム、

qodibop x Olololop の " on to tone triangle " も発売中です。

http://www.amazon.co.jp/tone-triangle-qodibop-Olololop/dp/B003VPMF4K

 

僕がお勧めしたいのは、

このCDを聴いた上での彼らのライブです。

 

qodibop は音の出だしからすぐに世界が変わります。

聴けばわかるはず。効けばどんどんはまっていくはず。

 

Olololop は、時々涙しそうになる。

あんなに音楽に熱心な人を見た事が無いから。

個人的に、ミズカミ君はもう一線を超えていると思う。

 

彼らは今週末から全国ツアーです。

http://www.higher-frequency.com/news/1624

 

きっと何かが変わると信じています。

 

 

 

それでは金曜日、ブースからキャッチします。

終わった後でも会えたら嬉しいです。

 

たまに来てないはずの人まで見えるのが、

ちょっと怖いけど。。。汗

 

ブースの後ろを通り過ぎる気配、

振り返っても誰も居ない、とか、よくありますよね。

 

 

......... ない?

 

ま、ありのままを受け入れましょう。。。。

 

 

 

 

posted by Takaaki Suzuki at 01:45 | Comment(0) | diary